Innovst主催 LDP
対象:第一期生(一部ゼミ生)
11/20,27、12/4,11,18,25 , 2020
2020年11月1日〜12/4日の毎週金曜日、Innovst主催のリーダーシップ開発プログラムに、第一期生6名と神奈川大学行本ゼミの代表6名の計12名が参加しました。
企業の代表として株式会社プレコフーズ様にご参加いただき、リーダーシップ開発プログラムで得た知見を活かした上で、彼らへの事業提案を行いました。テーマは、「プレコフーズの資源を活用した、 一般消費者向けの新規事業を提案せよ。」です。また、一般消費者をA.大学生 B.25~35歳の社会人 C.40代の社会人の中から選択し、計3グループが発表しました。
ここからは参加した学生代表からのコメントです。
今回のリーダーシップ開発プログラムに参加してみて、私は大きく分けて2つの事を知ることができました。
まず一つ目は、リーダーシップは後天的かつ開発可能であるという点です。私を含めて多くの人は、リーダーシップに関して何かイメージしていることはあるかと問われると、リーダーシップは才能の一部であることや、会社や社会で立場が上の人が発揮している力であると考えていると思います。しかし、実際にはリーダーシップの素質は全ての人々が持っており、それを磨くか否かで力を発揮できるかが決まることや、立場や権限に関係なくリーダーシップを発揮することで、結果的に良い影響を与えることができる点を知ったときは、私の中で衝撃が走りました。確かに、私の身近にも、昔はシャイだった同級生が大学に入学してからは積極的にサークル活動の幹部などを担っていたため、自身の経験とも結びつき理解が深まりました。
二つ目としては、リーダーシップ最小三行動というものです。これは、目標設定と共有(成果目標を掲げ、共有すること) 、率先垂範(成果達成のために、自ら動くこと) 、相互支援(成果達成のために、他人を巻き込み支援すること) の三つを意味します。リーダーシップは率先垂範が主に必要なことだと思う人が多いですが、例えば成果達成のために他人を支援することなどもリーダーシップに当てはまる点は知らない人が多いと思います。今回のリーダーシップ開発プログラムを受けた前後では、参加するプロジェクトへの参加の仕方も大きく異なっているため、リーダーシップに関して学習できた貴重な機械を得ることができて良かったです。
事業提案に対しては、プレコフーズ社の強みである配送網と、食材の新鮮さを重視する日本国民の特性に合わせたサービスを提案しました。具体的には都内にあるタワーマンションをターゲットにした早朝宅配サービスです。タワーマンションに限定することで、一軒家のように数多くの場所を巡る必要がなくなることから運送の手間を削減できることに加えて、都内にはプレコフーズ社のB to B事業での配送網が整っていたことから、それをB to C事業にも転用すれば良いだけなので、初期コストも抑えることができるのではないかと考えました。具体的なプロモーション活動や、ターゲットを25〜35才の社会人にした理由なども、自分たちでデータを調べた上で発表できたため、説得性があったと思います。
唯一心残りなのは、約1ヶ月という短い期間の中で、実際に配送する商品の具体的な内容やコスト、年ごとの成長率などの目安を調べて作るところまで辿り着けなかった点です。もし、また参加する機会を得ることができるならば、そのような実際にプロジェクトを活動させるに当たっての数値の部分も決めていければと思っています。今回は貴重な経験を得ることができて本当によかったです。ありがとうございました。
株式会社Innovst様
株式会社プレコフーズ様
今回は貴重な体験を提供していただき、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。